大学病院看護師の給料・ボーナスはいくら？給料の内訳・推移を解説！！

 

看護学科を卒業し大半は看護師としての人生を歩み始めます。
就職先が大学病院、市民病院、私立病院に就職するのか選択肢は多岐に渡ると思います。

今回は大学病院に勤める看護師の給料やボーナスについて、また部署や経験年数、夜勤の回数などで給料水準がどのように推移したのか解説します。

 

 

 

看護師給料解剖ｰ基本給編ｰ

↓基本給の年次推移について↓

年数	基本給
1年目	203,500円
2年目	207,700円
3年目	216,000円　異動後225,500円
4年目	232,900円
5年目	240,800円
6年目	247,200円
7年目	259,400円

基本給の推移は表のようになります。
３年目の途中で基本給が上がりましたが、ICUは重症度が高く危険手当ということで基本給が増えたようでした。

毎年1月に病院から等級が上がることについて連絡があり、1月から基本給が増えました。公務員看護師はこれによって実質的な基本給増加につながっているのだと思います。

看護師給料解剖ｰ手当編ｰ

• 地域手当：約38,000円
  →勤務地によって生じる物価の影響を埋めるための手当
• 超過勤務：約2,200円／時間
  →正規の勤務時間を超えて働いた場合の手当
• 休日給：約2,200円／時間
  →祝日法による休日に勤務した際の手当
• 夜勤手当：約3,000円／回
• 夜間看護手当：約9,000円／回
  →夜勤手当、夜勤看護手当の区分はよくわからなかったですが、病院によっては同じ扱いをしているようです。

 

看護師給料解剖ｰ手当補助編ｰ

• 住居手当：28,000円（上限）
• 扶養手当：6500円

看護師給料ー手取り推移ー

1〜3年目は手取りは約20〜25万で推移していました。
内訳としては上で説明した基本給に追加で、地域手当、夜勤回数2〜3回、残業代10〜20時間、休日給5時間の手当分が加算されたものです。

3年目〜現在は、手取りは約30〜33万前後で推移しています。
内訳としては基本給＋地域手当、扶養手当、住居手当、夜勤回数5〜6回、残業5時間内、休日給5〜10時間程度の手当分が加算されています。

看護師給料ｰボーナス編ｰ

ボーナス事情に関してはバルボサは準公務員になるため、ほとんど公務員と同じ水準をもらっています。

↓ボーナスの年次推移↓

年数	ボーナス手取り
1年目	※夏117,521円　冬419,805円
2年目	夏394,163円　冬422,499円
3年目	夏405,884円　冬463,925円
4年目	夏442,983円　冬460,621円
5年目	夏520,181円　冬498,021円
6年目	夏528,058円　冬51,6859円
７年目	夏51,4814円

※1年目夏のボーナスは勤務日数が少ないため少ないです。

コロナ禍でICU勤務で頑張ってこともあり、5、6年目（2020、2021年）の6月のボーナスは勤勉手当の優秀者として手取りが5万程多くなっていました。

年次で基本給が上がるため、その分ボーナスの増額にもつながっているようです。

まとめ

看護師の給料推移20万から30万前後まで増え、ボーナスも40万〜50万前後まで増えました。

給料の増加の要因は、基本給が少しずつ上がっていることもありますが、基本的に夜勤手当などの手当の加算がどれだけつくのかによって決まります。

今回は準公務員看護師の給料・ボーナス事情について解説しました。一般の病院、クリニック、美容整形、訪問看護など看護師に勤務先は多岐に渡るため、一概にこの給料図解とはならないとお思いますのでご了承ください。

バルボサの感覚では、準公務員看護師は給料が安定し他の職場よりも給料はいい印象はあります。しかし給料が増えていく要因の大半は夜勤をこなしていることが前提条件で、それがなければ手取りは少なくなります。

今回の給料事情を見ていただき、これから看護師を目指したい方や転職を考えていることの参考になればと思います。