これから看護師を目指す方に向けて、大学の学費はいくらかかったのか?書籍代はいくらかかったのか?バイトはできたのか?
私バルボサが看護学生時代に実体験としてお金で悩んだことなどを解説していきます。
・書籍代はいくらかかるのか分かる。
・看護学生のバイト事情が分かる。
今日は看護学生時代のことを振り返って、あのときこうすれば良かった点を挙げていき、これから看護学生、今看護学生の人のアドバイスになると思います。
まずバックグラウンドとして、バルボサは実家を離れ地方の国立大学の看護学部出身です。学生時代は親元を離れ、家賃と最低限の仕送りをもらい一人暮らしをしました。
看護学生の実習事情について
実習は1、2年生はそれぞれ総合実習という形で、1回1週間程度の病院実習がありました。そして3年生の半ばから各論実習という形で4年目の初めまで長い、長い病院実習が始まります。
3、4年生の各論実習ってそんな長いの?休めないの?すごく大変そう。
各論実習は、成人、急性期、慢性期などそれぞれの看護分野で2週間(月〜金曜日)程度の病院実習があったねー。それで最終発表・まとめをして、次の実習まで数週間休みのクールがあって、また次の病院実習っていうのが続きました。大変…だった。
数週間の休みも、次の各論実習のための課題に追われることもあり、本当に何もしなくてもいいというわけではありませんでした。
そして4年生の実習が終わる前後から、卒業論文に着手し年末までに完成し発表。その間に看護師国家試験の対策も進めていくというのが大きな流れです。これを念頭に置いていただき、お金事情について解説していきます。
看護学生のお金事情ー大学費編ー
国公立大学の看護学部の学費は総額約240万程かかりました。
初年度は入学金、諸々諸経費で40万程度、授業料毎年50万程度(前期、後期で25万円ずつ)という内訳になります。
看護学生のお金事情ー書籍代編ー
1〜4年の4月の学期が始まる際に、看護の授業で使用する教科書を購入します。教科書代は学費とは別に準備しなければいけません。
1冊あたり3,000〜4,000円程度の書籍を10冊以上購入する必要があり、毎年5万円程度の書籍代は見積もる必要があります。
また、病院実習が始まれば各分野の参考書の準備、国試が近づけば国家試験関連本の購入も必要になります。
私の場合は、大学での座学の場合は基本教科書で問題なかったです。各論実習では5,000円程度の本を、その都度購入していた記憶があります。
国試に向けた準備では、有名なQB(クエスチョン・バンク)、レビューブックをベースに勉強しました。これ2冊で1万円しました。
看護学生のお金事情ーバイト編ー
看護学生の金銭事情については、主に実習が始まる前(1〜3年生)、実習時代(3年生半ば〜4年生)、実習終了後(4年生〜)の3つに分けて進めていきます。
実習が始める前(1〜3年生)
一般的には一般教養や、専門単位の必修科目、外国語など卒業までに必要とする単位があり、4年をかけて取得していきます。
自分で講座の時期や時間枠を調整し、各曜日の時間割を自分で決めることができます。最初の授業を受ける時間が9時だとして、一日の最後の講座を受けたとしても17時には終わっていたと思います。
看護学部の場合、必修科目という絶対に受講しなければならない講座がありますが、他の学部より多いのが特徴的です。
例として経済学部の場合であれば、週に1〜2回だとすれば
看護学部の場合は毎日2講座分の授業があるかないかで1〜2年生のうちは比較的まだ少ないです。この時期のも実習はありましたが、数日〜1週間程度のが年に1回あるぐらいで、実習自体のストレスはほぼなく、バイト等に大きな影響はなかったです。
バルボサの場合は、夕方〜11時の閉店まで某レンタルショップで働き、週3〜4程度で4〜5万円程度稼せぎました。
実習時代(3年生半ば〜4年生)
結論実習が始まると本当にアルバイトができませんでした…。
その理由としては、病院実習の大変さにあります。
実習では各論実習でそれぞれの看護分野で実習が進んでいきます。前述したように慢性期、急性期、精神、小児、老年…各分野の実習が約2週間程度あり、その間は朝7時には病院に集合、朝の計画等を教員と確認し、病棟に上がり夕方16時頃に一旦終了。
その後教員と振り返りし日々の記録を進めていく…そして計画の修正、記録は家に帰っても続き0時ごろまで続くこともしばしば。そしてまた朝を迎えるの繰り返し。
この頃をもう一回やれと言われても絶対にできないぐらいしんどかった…。アルバイトができなくて、親に仕送りのお金を増やしてもいました。
・予め親にお金が必要になるタイミングを話しておくと、必要な時にお金工面してもらえる
実習終了後(4年生〜)
各論実習が終わると、授業も多くはなくほとんどが卒業論文、看護師国家試験の勉強の時間になります。
この頃になると、自分の裁量で勉強、論文を進めることができるようになります。そのためアルバイトを再開して日々の生活、卒業旅行のために精を出している人もいました。
バルボサ自身も実習終了後はアルバイトを再開しました。国家試験の勉強も3ヶ月前ぐらいから始めても受かるような子もおり、ギリギリまで遊びやアルバイトすることも要領がいいとできそうです。
まとめ
バルボサの大学は看護学部以外にも、社会学部など他の学部もありましたが全く忙しさが違うように思いました。
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